First Light をつくった理由

もうひとつタスク管理アプリが欲しかったわけじゃない。朝の新聞みたいに、自分の一日を穏やかに、明快に、何が大事かを正直に伝えてくれるもの——それが必要だった。

ストーリー生産性AI

僕は台湾で消費者ブランドの事業を本業として経営している。60人のチーム、複数のプロダクトライン、キャリアを左右する四半期レビュー。タスクが足りないんじゃない。足りないのは見通しだ。

あらゆるものを試した。Todoist、Things、Notion、TickTick、紙のノート、モニターに貼った付箋。どれも同じことをする——リストを渡して、あとは自分でなんとかしろ、と。

リストは一日を計画してくれない。まだ終わっていないことの多さを思い知らせるだけだ。

朝刊のアイデア

ある朝、記事を読んでいてふと気づいた。その記者は複雑な状況——政治、経済、人間ドラマ——を5分で理解できるものに凝縮していた。

自分の一日も、そうできないだろうか?

リストじゃない。ダッシュボードでもない。ブリーフィングだ。カレンダー、タスク、締め切りを見て、今日が実際どんな一日なのか短い論説を書いてくれるもの。何が重要か。何は後でいいか。何を忘れているか。

First Light はそこから始まった。

実際に何をするのか

First Light の本質はデイリープランナーだ。タスク、カレンダー、習慣、集中モード——あらゆる生産性アプリが備える基本機能。

でも毎朝、Daily Edition を書いてくれる。チャットボットが吐き出す箇条書きじゃない。あなたのリズム、締め切り、一週間の流れを理解した上で書かれた、新聞コラムのようなパーソナルブリーフィング。

「予定のない一日は、それ自体が問いかけてくる。スケジュールはない。締め切りもない。この朝はあなたのものだ——部屋がまだ静かなうちに、Q4の資料から始めてみては。」

これは First Light の実際の Daily Edition だ。何をすべきかを指示するのではなく、自分で判断できるほど明確に一日を見せてくれる。

「静けさ」が大事な理由

生産性業界にはノイズの問題がある。どのアプリもタスクをゲーム化し、習慣を連続記録にし、朝7時にプッシュ通知で水を飲めと言ってくる。

僕に必要なのは鬼教官じゃない。思慮深い編集者だ。

First Light は意図的に静かにつくられている。タイポグラフィは考え抜かれ、色は温かみがあり、注意を叫ぶ赤いバッジはない。朝開いたとき、よくできたノートを開くような感覚がある。コントロールパネルではなく。

これは見た目のためだけの選択じゃない。機能的な選択だ。ツールが穏やかだと、本当に開く気になる。開けば使う。使えば、一日が良くなる。

リアルな生活のためにつくった

First Light をつくったのは、自分の日々の考え方に合うものが見つからなかったからだ。一日をバラバラのタスクとしてではなく、ストーリーとして捉えている——始まり(朝のブリーフィング)、中盤(集中した仕事)、終わり(振り返り)。

Google Calendar と同期する。英語、繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語に対応していて、それぞれの言語に対して文字列を翻訳しただけではない、本物のタイポグラフィへの配慮がある。すべてのデバイスで動く。

無料で始められる。有料プランでAI機能がアンロックされる——Daily Edition、スマートプランニング、あなたの声で書かれた週次振り返り。

これから

First Light は firstlight.to で公開中だ。本業と並行してソロメーカーとして開発しているので、速さよりも丁寧さを優先して進んでいる。

生産性アプリを開いて、開く前より圧倒された気持ちになったことがあるなら、First Light はあなたが探していたものかもしれない。

あなたの朝は、To-Doリスト以上のものに値する。